傍楽 ~未来をつくる仕事をしよう~

「働く」とは「傍(近くにいる人)」が「楽(らく)」になること。日々の仕事を通じて社会に貢献する、社会事業家・活動家から感じたことを綴っていきます。

人権

「父親の尊厳の軽視」という親権差別

ユニークフェイス石井さんのブログを読んで「親権差別」という言葉を知った。 ishiimasa.hateblo.jp 今後、男性がますます育児に参加するようになれば、離婚時に母親・父親双方が親権を求めるケースが増えてくるだろう。映画「クレイマー・クレイマー」の世…

【書き起こし】参議院法務委員会 嘉田由紀子議員による共同親権に関する質問~日仏関係、日弁連の変化等~

3月24日(火)参議院法務委員会において、嘉田由紀子議員による質問、日弁連の方向性の変化とローラン・ピック駐日フランス大使との意見交換の内容についての音声書き起こしです。 (ポイント) ①日仏関係 嘉田議員からの質問により、3月3(火)日に、森法務…

【絵本】お父さんお母さんへ ぼくをいやな気もちにさせないでください(離婚した両親への手紙)

このような絵本があることを初めて知った。 リム・ヒュイミン作(野沢慎司訳)『お父さんお母さんへ ぼくをいやな気もちにさせないでください 離婚した両親への手紙』 シンガポール政府が制作・発行した 離婚家庭の子どもと親に寄り添う絵本を、 野沢慎司 明…

【書き起こし】参議院法務委員会 嘉田由紀子議員による「子の連れ去り問題」に対する諸外国の反応について

3/24(火)参議院法務委員会において、嘉田由紀子議員による質問、日本の子の連れ去り問題に対する諸外国の反応等についての音声書き起こしです。 嘉田由紀子議員「2018年5月15日に、在フランス日本大使館と日弁連が共催でハーグ条約についてのセミナーをフ…

子どもの連れ去り(親子断絶)は、大きな人権侵害である。

今日、育休後アドバイザー×離婚後子育て応援弁護士&こどもパートナーのRKさんとTwitterで会話をしていて、改めて単独親権制のもとで起きる、子どもの連れ去り(親子断絶)は、大きな人権侵害であると思いました。それは、子どもにとってはもちろん、そして連…

時代は「単独親権」から「共同親権」へ~子どもの権利条約9条は「親と引き離されない権利」

最近気になっていることの一つに「単独親権」と「共同親権」の問題がある。 この動画では、2019年11月21日の欧州議会にて、イニャツィオ コッラオ氏が日本の単独親権について言及している。日本では当たり前の「単独親権」が、「子どもの権利を侵害している…

フリースクールで性暴力事件がなぜ起きたのか

隠された声〜フリースクール性暴力事件に参加し、フリースクールで起きた「スタッフによる性暴力事件」に関して議論しました。 この問題は一般にはあまり知られていませんが、フリースクールで性暴力が起きていたことが訴訟によって判明し(2016年)、2019年…

子ども時代に虐待を受けた大人を支える

施設に来る子どもたちの心の傷 ホームレスになるまでSOSを出せない PTSDを抱えながら生きていくために必要なこと アフターケア相談所ゆずりは所長の高橋亜美さんが、2/4(火)のプロフェッショナル 仕事の流儀に出演されました。 www4.nhk.or.jp 以前国分寺…

子どもの声を聞くというコミュニケーション・スキル

目次 正解が無い相談とコミュニケーションスキル なぜコミュニケーションは難しいのか チャットによる相談の課題 感想 正解が無い相談とコミュニケーションスキル 受講中の子ども電話相談養成講座の半年間の研修も、残すところあと2回となりました。今回の研…

ネットを介した若年層の性の搾取〜ライトハウス活動報告会より〜

目次 ネットを介した若年層の性被害 オンラインアウトリーチという手法 足りないものは何か ネットを介した若年層の性被害 10日にNPO法人ライトハウス | 人身取引被害者サポートセンターの活動報告会へ行ってきました。人身取引というと奴隷などをイメージさ…

【読書ノート】となりの難民――日本が認めない99%の人たちのSOS 織田 朝日 (著)

本書は、15年間日本で外国人支援(主に品川と牛久の施設に収容されている人)をボランティアでおこなってきた織田氏による支援の内容が記載されています。 昨今問題になっている、入管での外国人の長期収容問題。この問題で子どもにスポットがあたることはあ…

避難所のダイバーシティ運営のむつかしさ~難民支援の視点から~

文化放送「防災アワー」で、難民支援協会の鶴木さんのラジオを聴きました。「なるほど」と思ったのは、難民と被災者には共通している課題が多いということです。避難している被災者もまた「危険から逃げ避難している人」なんですね。難民支援のご経験は、被…

【映画】フリークス(怪物圑)トッド・ブラウニング監督

イギリスで公開されてすぐに上映禁止され、30年間もの間上映禁止となっていた、トッド・ブラウニング監督のフリークス(怪物圑)が、アマゾンプライムで観れるようになっていました。60分なので、ぜひ観てみてください。 怪物圑(字幕版) メディア: Prime V…

言葉の壁から避難所に入れなかった外国人~多言語通訳サービスの必要性~

言葉の壁から外国人も避難所に入れなかった外国人 避難所に入れても情報弱者 多言後通訳サービスの必要性 言葉の壁から外国人も避難所に入れなかった外国人 台風19号では路上生活者が避難所から受入拒否をされたという命に関わる問題が発生しましたが、外国…

オリンピックの裏で起きている人権問題について

車の中で流れていた堀潤さんのラジオJAM THE WORLD : J-WAVE 81.3 FM RADIOで「難民申請者を入国管理局の収容施設で長期間にわたって拘束している問題」を取り上げていたのですが、東京オリンピックの裏でこんな人権問題が起きていることにショックを受けま…

子どもの権利条約

今日は、所属している子ども支援団体の必須研修で、子どもの権利条約について学びました。 子どもの権利条約ネットワーク(NCRC) 子どもの「意思表明権」は、子どもが言語で表明することだけでなく、Feelingも含まれているというのが一つのポイントだと思い…

"働く母"は歓迎されるのに、"高校生マザーズ"が排除されるのはなぜか。

日本の10代妊娠・出産に対する対応は遅れていると言われていて、妊娠後に伴う退学の多さ(退学するように誘導される)や、社会全体の生命倫理観の欠如に田中さんは言及されてます。(下記記事参照) blogos.com 働く女性は守られる(働き続けられる)ようにな…

越年越冬活動に参加!

明けましておめでとうございます。 毎年恒例ですが、路上生活者支援をしているTENOHASIの越年越冬活動に立教大学院 21世紀社会デザイン研究科 石川ゼミで参加しました。 越年越冬活動(12/30~1/2)とは、日雇いなどの仕事が途切れたり、生活相談をする福祉事…

【読書ノート】加害者家族 (幻冬舎新書) 鈴木 伸元

NHKディレクター鈴木伸元氏による加害者家族へのインタビュー。 加害者家族 (幻冬舎新書 す 4-2) 作者: 鈴木伸元 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2010/11/27 メディア: 新書 購入: 12人 クリック: 200回 この商品を含むブログ (27件) を見る 加害者家族を…

【読書ノート】まなざしの地獄  尽きなく生きることの社会学<見田宗介>

社会学者 見田宗介氏が、1969年に19歳の少年N・Nが起こした連続射殺事件(永山事件)に材を取り、1973年に発表した社会学的論考。 タイトルの「まなざしの地獄」とは、人を出身階層で差別する都市の社会構造を指す。 まなざしの地獄 作者: 見田宗介 出版社/…