傍楽 - Kaori's Blog

「働く」とは「傍(近くにいる人)」が「楽(らく)」になること。日々の仕事を通じて社会に貢献する、社会事業家・活動家から感じたことを綴っていきます。

行政の民間依存が行き着く先~【Nスぺ】 死亡退院 精神医療・闇の記録

Nスぺの「死亡退院 精神医療・闇の記録」を見た。

 

「ぼくを助けて下さい…」虐待事件が発覚し、看護師ら5人が逮捕・略式起訴となった東京・八王子の滝山病院。病院で何があったのか?12人のカルテを独自に分析すると、重度の褥瘡や心筋梗塞が高い確率で発生していた。“死亡退院”率はおよそ8割。取材で見えてきたのは「医療の闇」、そして引き受け手のいない患者をめぐる社会の現実だった…戦後からの負の歴史も紐解き、精神医療の奥底に潜む構造的問題に、3年の取材で迫る。

 

精神医療の現状は、貧困ビジネスと似た構造を持っているのかもしれない。

精神医療は医療全体の中でも差別を受ける立場にあり、ホームレスなどの貧困問題も福祉の中で十分な支援を得られていない。

特に重度の人ほどトラブルや高コストが伴うため、受け入れ先が見つからないという課題がある。
その結果、滝山病院のような施設や、無料低額宿泊所といった貧困ビジネスが見過ごされ続けているのだと思う。

本来こうした問題こそ行政が率先して対応すべきであると思うけれど、現状は見過ごしているのが行政であることと、民間に過剰に依存していることが一番の問題だと思う。

 

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