傍楽 - Kaori's Blog

「働く」とは「傍(近くにいる人)」が「楽(らく)」になること。日々の仕事を通じて社会に貢献する、社会事業家・活動家から感じたことを綴っていきます。

オンライン ミニシンポジウム 「フェミニズムとDVと共同親権」(4/5)に参加します

4/5(火)に共同親権研究会関西主催のオンライン ミニシンポジウム 「フェミニズムとDVと共同親権」(4/5)に参加します。

ishiimasa.hateblo.jp

フェミニズムと子の連れ去り

私がこのテーマで問いたいことは、以下3つ。

  1. (昭和的)フェミニズムは、「女性の自由・権利」のために「子どもの権利」を軽んじていないか。
  2. (昭和的)フェミニズムは、子の連れ去り(実子誘拐)問題において、女性被害者(夫が子どもを連れ去る、家から追い出された妻)を積極的に救おうとしないのは何故か。
  3. (昭和的)フェミニズムは、DV被害者がDV加害者に子どもを連れさられていることに言及しないのは何故か。(これこそ、見過ごせない問題ではないか)

2,3については、1.同様、自分たちの考えを主張し共感を得る流れとして都合がよくないからではないかと考えている。

DV支援措置の問題点と「子の連れ去り」

 また、こちらの記事ではDV支援措置の問題点について書かれており、DVは「共依存」の一現象で、ひきこもり支援での対応とそのポイントがわかりやすくまとめられている。

tanakatosihide.hatenablog.com

 共依存関係は「関係そのものを断つ」やり方では根源的解決はしなく(関係を完全断絶しても、別のところで反復する)、「共依存の自覚」と「(被害者側からの)定期連絡と、暴力の否定」がポイントだとのことだ。

この話は、ZOOMドーナツトークの過去のロールプレイ「ゲーム依存とルールづくり」「ひきこもりの子どもから家庭内暴力を受ける母親への、面談支援ロールプレイング」でも出てきていたので、私は理解しやすかった。

現状のDVの支援措置の問題として、被害者が完全に連絡を断ち行政がフォローするというやり方があり、それは非常に浅はかな方法で、共依存の悲劇を別の関係性の中で反復してしまうであろうという指摘をされている。

これは、「子の連れ去り」の問題においても共通している部分があり、4/5イベントでお聞きできるということなので、楽しみにしています。