傍楽 ~未来をつくる仕事をしよう~

「働く」とは「傍(近くにいる人)」が「楽(らく)」になること。日々の仕事を通じて社会に貢献する、社会事業家・活動家から感じたことを綴っていきます。

子どもの声を聞くというコミュニケーション・スキル

目次

  • 正解が無い相談とコミュニケーションスキル
  • なぜコミュニケーションは難しいのか 
  • チャットによる相談の課題
  • 感想

 

正解が無い相談とコミュニケーションスキル

講中の子ども電話相談養成講座の半年間の研修も、残すところあと2回となりました。今回の研修テーマはは子どもの電話を受ける上でのコミュニケーションスキルについて。ここで必要なコミュニケーションスキルとは何かというと、ここに入ってくる相談は「正解がない」ものなので、大切なのは、

  • 相談者である子どもが伝えたいことを正確に受け止められるコミュニケーションスキル
  • 私たちが伝えたい気持ちを子どもに届きやすくするためのコミュニケーションスキル

つまり、【バイアスをもたずに】子どもの相談を聞き、それに対して自分の気持ちを【正確に伝える】力なわけですが、これが本当に難しい。

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ネットを介した若年層の性の搾取〜ライトハウス活動報告会より〜

目次

  • ネットを介した若年層の性被害
  • オンラインアウトリーチという手法
  • 足りないものは何か

 

ネットを介した若年層の性被害

10日にNPO法人ライトハウス | 人身取引被害者サポートセンターの活動報告会へ行ってきました。人身取引というと奴隷などをイメージされるかもしれませんが、ライトハウスが支援対象としているのは、人身取引の中でも性的搾取、具体的には、SNSでの自撮り被害(SNSで親しい関係になり自分の写真を送らせ脅迫など)やAV出演強要(遠隔地や個室につれていかれ撮影するまで帰さないと脅迫)をされたという被害経験のある方などです。そして、最も問題なのは10代の子どもからの相談が急増しているということでした。親にも先生にも言えず、一人で抱え、どんどん追い込まれていく子どもたちがこんなにもいること、さらにはそれを防ぐ有効な方法が無いことがとても深刻だと思います。

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駒澤大学で「CSRとパラレルキャリア」をテーマに講師をさせていただきました!

今年も、駒澤大学 経済学部 今井 迪代先生のボランティア経済の授業でCSRとパラレルキャリアをテーマに講師をさせていただきました😄

経済学部の中にボランティア経済の授業があることがすごいなと思います。CSRを知らない方も少なくないのですが、関心が高くない層にアプローチする機会をいただけるのは貴重です。

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映画『女神の見えざる手』

映画『女神の見えざる手』を観ました。政府を影で動かす女性ロビイストが主人公のポリティカル・サスペンスなのですが、日本とは政治状況が違いすぎて、ややカルチャーショック。ロビー会社って、日本ではあっても機能しないから無いのかしら?

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【映画】サウンド・オブ・ミュージック

サウンド・オブ・ミュージックを、「午前10時の映画祭」で観てきました。

asa10.eiga.com

映画館で観るのは2回目ですが、やっぱり映画館で観るべき名作ですね。

以前観た時は、一家はなぜ亡命しなくてはならなかったのかという、この映画の社会的背景を深く考えていませんでしたが、ナチス・ドイツによるオーストリア併合がこの映画の背景にあり、後半に感じられる暗さと影はここにあるんですよね。

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【読書ノート】となりの難民――日本が認めない99%の人たちのSOS 織田 朝日 (著)

本書は、15年間日本で外国人支援(主に品川と牛久の施設に収容されている人)をボランティアでおこなってきた織田氏による支援の内容が記載されています。

 昨今問題になっている、入管での外国人の長期収容問題。この問題で子どもにスポットがあたることはあまり無かったように思いますが、本書は日本で育った子どもについて書かれている点が特徴です。

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