8月7日(水)に、「NPOの品格~劣化NPOの責任と、品格の自覚」@大阪ココルームでお話させていただきます。
■日時/場所
2024年8月7日(水)16:00~17:00
<リアル参加>
<オンライン>
■登壇者
上田假奈代(特定非営利活動法人こえとことばとこころの部屋/ココルーム代表理事)
竹林ゆか(神戸フリースクール)
来栖香(NPOのプロボノ)
田中俊英(一般社団法人officeドーナツトーク代表)
■テーマ
「NPOの品格~劣化NPOの責任と、品格の自覚」
これは、話題を呼んだ「劣化する支援」をポジティブに引き継ぐ、新しいシリーズです。劣化に陥らないために、NPOには何が必要か。それを我々は、「品格」だと位置づけます。規模は小さくてもいい。そこに「品格」があれば、NPOへの信頼を得ることができると考えます。そうした品格を探し求めてきた我々が、コンパクトに語ってみます。
■参加費
リアル参加 → ココルームでワンドリンクのご注文をお願いいたします
オンライン参加 → 無料
【NPOの品格/信頼できるNPOの条件とは?】
災害大国の日本はNPOに助けられてきた背景もあり、NPO法人は約50,000社ある。そのうち、活動実態が不明確な「休眠状態」にあるNPO法人も多い。非営利組織の経営は難しいにも関わらず、ある一定条件を満たせば、簡単に設立できてしまうからだろう。
NPOの中でも特に対人支援領域は、当事者の人生に深く関わることも多い。つまり、人の人生に大きな影響を与える可能性がある。にもかかわらず、簡単に設立できてしまったり、支援の質に対してのチェック体制がない=支援の質が問われない、ということ自体に問題はないのだろうか。
またNPOの収入源は、もちろん事業収益もあるが、基本的には寄付、助成金、行政からの受託(税金)などで構成されていることが多く、そのためお金の使い方にも、社会からの期待がある。
ここ数年は、NPOの不祥事も相次ぎ、NPOの品格/信頼は大分落ちたのではないだろうか。では、NPOが品格/信頼を取り戻すには、何が必要か。そんなことを、前向きにお話できればと思います。
(参考)
いわゆる「休眠状態」にあるNPO法人の実態調査結果について(内閣府)