傍楽 ~未来をつくる仕事をしよう~

「働く」とは「傍(近くにいる人)」が「楽(らく)」になること。日々の仕事を通じて社会に貢献する、社会事業家・活動家から感じたことを綴っていきます。

映画『女神の見えざる手』

映画『女神の見えざる手』を観ました。政府を影で動かす女性ロビイストが主人公のポリティカル・サスペンスなのですが、日本とは政治状況が違いすぎて、ややカルチャーショック。ロビー会社って、日本ではあっても機能しないから無いのかしら?

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あらすじとしては、銃の擁護派団体から銃規制強化法案を廃案に持ち込むことを依頼されるわけですが、彼女は銃規制強化を支持し、銃規制強化派の小さいロビー会社に転職。優秀なロビイストとしての判断基準が興味深かったのだけれど、そこに「倫理」はあまり無くって。こんな風に政策が左右されてしまうとすごく怖いなと思いました。

ロビー会社によっては、社会問題当事者よりも、自社の勝ち負けやチャレンジ感が重要視される可能性もあるんだなぁと。ハードルが高い仕事ほど燃えるのは良いことだとおもいますが、それが政策になると恐ろしいです。

また、政策化のために当事者も利用することの是非。当事者の語りは広報としてインパクトが大きいのはわかるけど、「当事者は語れない」という心情を無視し、さらに当事者が攻撃を受ける自体に。

一方、銃規制賛成派が潜在的には多数でも選挙で負ける可能性が高いのはなぜか?という話などを聞くと、ロビー会社も必要だったりするんだろうなと感じました。

私の知識が無さすぎて、ついていけないシーンが多かったですが、最後に彼女が最も後悔していることを口にしたときに、少し救われました。