傍楽 - Kaori's Blog

「働く」とは「傍(近くにいる人)」が「楽(らく)」になること。日々の仕事を通じて社会に貢献する、社会事業家・活動家から感じたことを綴っていきます。

【延期】第2回 NPOのミッション・ドリフト研究会のお知らせ(5/8)「劣化する支援とNPO〜若者支援の事例からミッション・ドリフトを考える」

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★緊急事態宣言の発令により、延期とさせていただきます。日程わかり次第、ご連絡いたします★

第2回 NPOのミッション・ドリフト研究会を、5月8日(土)に開催します。

ミッション・ドリフトとは、組織の規模が拡大する過程で必然的に生じる「ミッションのずれや形骸化」を指します。ここに言及することで、日本のソーシャルセクターのレベルアップを目指すことを目的とした研究会になります。

 前回は、"貧困支援"と"動物愛護"の事例を深堀りしました。

今回は、"若者支援"を事例として取り上げます。ワークショップにおける支援者の語りから、現場で起こっている事例と共に、「若者支援の場における支援の劣化」、日本社会におけるNPOの「ミッション・ドリフト」の現状を顕在化させることを目的にしています。

講師は、本研究会メンバーの田中・小川に加え、NPO法人パノラマの石井 正宏様、NPO文化学習協同ネットワークの藤井 智様をお迎えし、参加者の皆様と議論を深めていきたいと思います。

<テーマ>
劣化する支援とNPO〜若者支援の事例からミッションドリフトを考える

<講師>
石井 正宏 (NPO法人パノラマ代表)
藤井 智(NPO文化学習協同ネットワーク)
田中 俊英(一般社団法人officeドーナツトーク代表)
小川 祐喜子(至誠館大学 東洋大学人間科学総合研究所)

<日時>

2021年5月8日(土)16時~18時

<場所>
親子カフェほっくる
杉並区37 阿佐谷南 3-17-10-301

<参加費>
無料
※2021年度井上円了記念研究助成「劣化する若者支援ーー現場支援者の語りを手がかりにーー」

<お申込み方法>
参加人数:5名まで ※先着順
以下までご連絡ください。

担当:来栖
gifter.kurusu@gmail.com

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NPO のミッション・ドリフト研究会とは?」
NPO 法人などのサードセクターにおける支援の劣化の事象を取り上げ、より良い支援とは何かを問うことを目的としている。
本研究会が言及する「ミッション・ドリフト」とは、非営利組織が社会的活動以外の事業活動に集中した結果、本来の団体のミッションから遠ざかることを指す。このような問題が起きる社会的構造の問題を明確にし、その解決手段を見出すことを目的とした研究会である。
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