傍楽 ~未来をつくる仕事をしよう~

「働く」とは「傍(近くにいる人)」が「楽(らく)」になること。日々の仕事を通じて社会に貢献する、社会事業家・活動家から感じたことを綴っていきます。

オンライン居場所居酒屋「汽水Neo」で感じた期待~アフター・コロナはより優しい場が生まれるか?

昨日は、パノラマのオンライン居場所居酒屋「汽水Neo」の忘年会でした😊

第1回の様子はこちら

comriap.hatenablog.com

コロナ禍で生まれた新しい事業

「汽水Neo」は、リアル居場所居酒屋「汽水」がコロナでオープンできなくなったことから生まれた新しい形態のサードプレイスです。

6月にパノラマのオンライン総会がありましたが、2020年度事業への想いとして、

「アフター・コロナは、ただ、元に戻るんじゃ勿体ない」

というお話がありました。
その中で、今年生まれた事業が「汽水Neo」や「ブリッジ」なんだと思います。

※ブリッジはこちら

panorama-4.jimdosite.com

 支援者が当事者のいる場に足を運ぶ“アウトリーチ型支援”は、度々暴力的であると非難されてきたみたいなんですね。なぜ「直接会うという」選択しかとってこなかというと会う以外の選択肢がなかったからで、それが今回の新型コロナの影響で少し変わってきたそうです。(もちろん電話・メール・チャットなどもありますが、居場所運営や複数のメンバーが兼務することが多いパノラマでは難しいのかなと)。

 足を運ぶアウトリーチが暴力的であるとするならば、オンラインで、まずは画像もオフ状態から関係性を構築するなど、その人にとってストレスが少ない環境をつくりながら始めていけるのではというお話がありました。また、オンライン相談は、相談したいけれど外出が困難な方や地域的に遠い方にも利用いただけるメリットもありますね。

もちろん、リアルの「汽水」もユースプラザの居場所や相談事業もあるので、リアルとオンラインと選択肢が増えたのが今年のパノラマの変化なのかなと思いました。

汽水Neoはよりディープに

 汽水Neoも5月8日に第1回が始まり、そこから毎月開催されています。

最初は自己紹介やゲームが中心でしたが、徐々にコアメンバーができてきて、話題も人に意見が欲しい悩みや、みんなこういう時どうしてる?みたいに、徐々にディープになってきました。

・人と仲良くなるにはどうしたらいい?距離感がわからない

・コロナ禍で見つけた「ムダなもの」と「その価値」ってありますか?

・恩師っている?

・夢と希望の違いって何?

・オンラインで誰かに相談したことある?

などなど、それぞれが話したい or 相談したいテーマをチャットに書いていきます。

こういうテーマを6~8名くらいで話すって、リアルの飲み会では実現しにくいと思うんですよね。リアルだと盛り上がるのって、どうしても4名くらいまでですし。人の入れ替わりもあるので話題も変わてっしまいがち。これはオンライン(ZOOM)だからこそ、出来るものだと感じます。

昨日は忘年会ということもあり、マスターの石井さんのアイデアで、

・今年始めたことでKEEPしたいこと

・KEEPを目指す中で問題となること

・その問題を解決するために来年トライしたいこと

を話し、みんなで今年の振り返りと来年の目標について語りました。

リモート中心の生活で、なかなか、こういう話をする機会がなかったので、良い忘年会となりました。

 以前石井さんが【相談して「わかってもらえなかったことへの傷」】の話をされていたことがあって、確かにわかってもらえなかった事への失望感とか傷ってありますね。

特に専門家への相談はそうなりがちかもしれないし、一方家族のように近い人に相談してわかってもらえなかった時は、近い分心理的打撃が大きかったり。

汽水Neoのような近すぎない知人が集まるサードプレイスは、参加者がわかってくれようとする雰囲気もあり、ぽろっと悩みを口にするきっかけになっているのかもと思いました。

また、officeドーナツトークの田中さんは、サードプレイスのことを

ゆるい空間だけど、ゆるすぎない
来るたびに、背負っている荷物をおろしていってくれる場所

ともおっしゃっていて、なるほどと思ったことがありましたが、そういう場になりつつあるような気がしてます😌

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