傍楽 ~未来をつくる仕事をしよう~

「働く」とは「傍(近くにいる人)」が「楽(らく)」になること。日々の仕事を通じて社会に貢献する、社会事業家・活動家から感じたことを綴っていきます。

学生限定アプリ「ひま部」のサービス終了におもうこと。

 児童被害の温床になっていた学生限定アプリ「ひま部」が今年一杯でサービス終了に。

ひま部のアルパカブログ — サービス終了のお知らせ

 しかしながら、児童が性被害などに遭ってしまうそもそもの大きな原因は、SNSに依存せざるを得ない彼らが抱える困難や孤立があるわけで、「ひま部」がなくなったからといってこの問題が解決するわけではない。もしかしたら、他のSNSに流れるだけかもしれない。

 

 「ひま部」が出来る前に児童被害の温床になっていたアプリは「ぎゃるる」だ。「ぎゃるる」が警察の指導を受けてから「ひま部」での性被害が急増した。このようなイタチごっこが続くだけかもしれないと思うと暗澹とした気持ちになる。
注)被害数が1番多いのはTwitterだが、外資(サーバーが海外)のため、日本の警察や法の制限を受けにくい

警察庁 サイバー犯罪対策:統計

 

若者支援をしている知人が

「孤独な子どもはあっという間に悪い大人に取り込まれる。悪い大人に出逢う前に良い大人に出逢わせたい。だから、良い大人が学校や鑑別所の中に入ることが必要」

と言っていたことがある。

高校内居場所カフェが【最後の砦】といわれる高校の中に存在する意義も、ここにあると思った。

 「SNSの機能を制限する」「サイバーパトロールを増やす」ことも被害を減らすためにとても大事なことなんだけれど、それ以上に大事なことが一番追いついていないのかもしれない。