EDASのメンバーになりました。
EDASとは外国人の定住支援の現場をもっている or 関心のある多様な職種の方が集まっている団体で、「来た時よりも、もっと日本を好きに。」をスローガンに勉強会やフィールドワークなどをおこなっています。中間支援組織的な役割とコミュニティとしての役割が半々なイメージ。同僚のポケモン仲間の紹介で、昨年より仲間に入れていただきました。
数年前に日本で貧困が固定化し、貧困が生まれている社会構造が理解できていないと他の社会問題も把握しにくくなってきたように、これだけ外国人が身近になってきた今(外国人と働く・生活することの固定化)、外国人支援・政策に関連する動きも把握・推測できるようにならないと、様々な分野において課題解決アプローチを生み出すのが難しくなるのではと感じています。
そういえば、先日参加したイベントで「多文化ソーシャルワーク」という言葉を初めて聞きました。「国際福祉」「越境する福祉」という意味のようです。
「日本人だけの問題であれば国や自治体の制度で支援できますが、外国が関係する場合は、その方の出身国の法制度や社会状況も考慮に入れる必要があります。そこで私たちは、相談者がコミュニケーション可能な言語で聞き取りを行い、関係国の法律や福祉制度などを勘案しながら支援を進めます。
支援の過程では、その人の背景にある文化・宗教も考慮する必要があります。価値や規範の違いを理解しておかないと、無意識のうちに判断にバイアスがかかることがあり、適切な支援を提供できないからです。
最近では、福祉の分野でこのような視点の重要性が認識されるようになり、「多文化ソーシャルワーク」として広まりつつあります」
(日本国際社会事業団 常務理事 石川美絵子さん)
「多文化ソーシャルワーク」、これからニーズが増えてくる重要な役割を担う仕事だと思います。
話は変わりますが、写真はEDASの新年会の様子。理事長の田村さんは、元々コールセンター大手の役員をされていたようなのですが、CSRも10年担当されていたということで、本業やCSRについても色々ご助言いただけそうです。